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獣医から治験コーディネーターへ

実は治験コーディネーターは獣医から転職される方もいらっしゃることをご存知でしょうか。 看護師や薬剤師などからの転職と比べると、数は圧倒的に少ないです。しかし人間を相手にする場合は科目が細分化されていますが、獣医はすべての科目をこなさなければなりません。獣医の持っている知識や経験は幅広いのです。

また今まで物言わぬ動物を相手にしてきたため、獣医には相応の技術と高い知識だけでなく、観察力も優れています。 動物は人間の言葉を話せません。飼い主も、動物の状態を知ることはできますが、すべてを把握することは不可能です。

獣医とは、その動物の状態と飼い主の証言により診断を下します。その診断はやはり飼い主にどれだけ情報を聞き出せるかという、コミュニケーション能力にかかっています。 治験コーディネーターも経験だけでなく、そのような能力が必要になりますので獣医からの転職も充分に通用するものでしょう。

さてなぜ獣医から治験コーディネーターへ転職を考えるのでしょうか。 それは獣医の働く条件が、収入に見合わないもと判断されているからではないでしょうか。 獣医は免許を取得する場合、薬剤師と同じように6年間大学で学びます。 しかし同じ時間をかけて学んできても、獣医は不規則な勤務の上に、長時間労働です。

対して治験コーディネーターの労働環境は、残業が少なく、平日勤務がほとんどです。夏季休暇も年末年始も休暇があり、働きやすい労働条件が整っています。 給与の方も獣医とさほど変わらないとなれば、当然労働環境の良い治験コーディネーターを検討するのは当たり前のような気がします。

しかし実際の所、看護師や薬剤師からの転職を受け入れるところはあっても獣医からの転職を受け入れるところは少ないのが現状です。 ただし、理系大学卒業を優遇するという記載があれば、充分に望みがあります。 獣医には経験だけでなく、幅広い科学的知識を有しています。そこを武器に、治験コーディネーターへの転職を考えてみてはいかがでしょうか。